2009年8月29日土曜日

Macbook Air (Early 2008)にMac OS X 10.6 Snow Leopardをインストールしてみた


最初は見送ろうかと思っていたのですが、Twitterのタイムラインを眺めていると「速い!」とか「良い!」との声が多数見受けられ、居ても立っても居られず仕事帰りにさくっと買ってきてさくっとインストールしてみました。
iMacとMacBook Airの2台あるので、まずはAirのほうに試しにインストール。

(2009/08/30追記) QuickSilverが動作するようになったので追記しました。
(2009/09/13追記) 64bit Kernel起動を試してみたので追記しました。


■インストールにかかる時間
大体40分〜50分ぐらいでした。OKボタンを数回押して放置するだけ。簡単です。


■インストールしてみて第一印象
確かに「速い!」です。もっとも印象に残るのが再起動やスリープ→復帰。また、アプリの起動や終了も明らかに速くなっています。具体的にはDockの上で4回はねないと起動しなかったアプリが1回はねただけで起動したりします。

それから地味に嬉しいのが入力ソースをアプリごとに保持するオプション。10.4までは可能で10.5で廃止されたオプションですが、10.6でめでたく復活しました。QuickSilverとTextMateは英字でTweetieは日本語でとか保持してくれるのがいい感じ。
http://d.hatena.ne.jp/Psychs/20090828/1251467136

そして何よりトップにも載せましたが4本指スワイプが使えるようになりました。最近のMacBookでは当たり前でしたが、なにせ私が使っている初代MacBook Airはこのオプションが無くてずいぶん肩身の狭い思いをしていたので嬉しくてたまりません。もうこれだけのために3000円払ってもいい。


■使えて良かった開発系のツール一覧
Firefoxは完全にそのままOK。Multiclutchの設定もそのまま使えました。
XcodeとiPhone SDKは専用の物をインストールしなおしてすぐにそのままビルド出来るようになりました。こちらも問題なし。
TextMate問題なし。OmniFocusやEvernoteも問題なさそうです。DropBoxも動いています。Growlも意外なことにきちんと動作しています。日本語入力のATOK2008 for Macも大丈夫です。
最大の問題としてMacPortがバージョン1.7系だと動作しませんが、つい先ほど公式の1.8インストーラがリリースされたため、こちらからSnow Leopard用の1.8をインストールしなおし、sudo port uninstall installedしてから必要な物を再度installし直すことで復旧できました。
QuickSilverもそのままでは設定画面が壊れて表示されなくなってしまいますので、最新のβビルドをこちらのページ(http://code.google.com/p/blacktree-alchemy/downloads/list)からダウンロードして入れ直すことで無事使えるようになりました。


■使えなくなってしまったアプリ一覧
SIMBLを使っていたアプリは32ビットモードで起動しても使えなくなっているようです。たとえばTerminalColourは完全にダメ。MenuMetersもダメです。QuickSilverも起動するだけなら問題なさそうですが、設定画面を開いた瞬間にフリーズして落ちてしまいます。
幸いにしてあまりSIMBLに依存した生活をしていなかったおかげで、ほとんど被害無く過ごすことが出来ています。


■64bit kernel起動は?
そもそもMacBook Air(Early 2008)は64bitカーネルのサポート対象外なのですが、ダメ元で試してみました。
結果、Boot modeは64bitにできましたが、実際に立ち上がるカーネルは32bitになってしまいました。やっぱりダメみたいです。あと、EvernoteとFirefoxのEvernoteプラグインの挙動が変になってしまったため、すぐに戻しました。


■まとめ
普通に使っている方にはアップグレードの手間もほとんど無くいい感じです。特に初代MacBook Airをお使いの方は是非アップグレードをお勧めします。逆にSIMBLやSafariプラグインに依存した生活をお送りで、ユーティリティが動かないと困る方はしばらくアップグレードを見合わせた方がよいかもしれません。

あと各所でインストールディスクが傷だらけでインストールできないという症例が報告されておりますのでご注意ください。最悪の場合はApple Storeに持ち込めばたぶん交換してくれます。

2009年8月23日日曜日

vimのProjectプラグインまとめ

今回のPython Hackathonで大活躍してくれたProjectプラグインについて適当にまとめ。


■プラグインのダウンロードはこちらから
http://www.vim.org/scripts/script.php?script_id=69


■まずはこれを読む
http://d.hatena.ne.jp/hidde/20080930/1222776171
http://d.hatena.ne.jp/hirono_hideki/20090816/1250365295
http://blog.kaihatsubu.com/archives/001438.html


■覚えておかなくてはならないコマンド
\c 対話的に新しいディレクトリをプロジェクトに追加する。
\C \cと同じだが、指定したディレクトリ以下のすべてのディレクトリを再帰的にプロジェクトに追加する。
\r 現在カーソルがあるディレクトリの中身を再度読み込みなおす。プロジェクトの設定を変更したときやファイルを追加したときなどに実行する。
\R \rと同じだが、指定したディレクトリ以下のすべてのディレクトリを再帰的に読み込みなおす。
\w 現在開いているファイルを閉じる
\W すべての開いているファイルを閉じる
Space プロジェクトウィンドウを最大化する。もう一度押すといつものサイズに戻る。
以上、これだけ!


■使うときのコツ
\Cや\Rなどを使って新しいファイルをプロジェクトに取り込んだら、プロジェクト自体を:wして保存するのを忘れないようにする。

Python Hackathon #1に参加してきました

http://atnd.org/events/649

Python Hackathon #1に参加してきました。主催はいつものごとくvの人。しかしながら幸いにして雨は降りませんでした。


■以下、適当にダイジェスト
会場がいつもの四ッ谷健保会館ではなく、大久保の健保会館だったため場所を間違える人が続出。
今回のハンズオンは、
  • id:tokibitoのパーフェクトdjango教室
  • Google App Engineハンズオン Kayを使ってみよう
  • Pythonソースコード読書会
の3本立てだったのですが、Pythonソースコード読書会が参加者0人のためあえなく中止><

私はというと社内ブログの投稿順序を記録して利マインドメール投げたりするためのアプリをひたすら書いてました。が、前日夜遅くまで東方をプレイしていたせいで半分意識がもうろう・・・
気がついたらもう18時になって終わっていた感じです。PyPyとかwxPythonとかPyQtとかjQueryのカスタムイベントの話とかをしていたそうなのですが、意識が無くほとんど聞けずちょっと後悔。しかし後悔先に立たず・・・

18時半から毎度おなじみ@moriyoshiのすべらない話。

(音小さくてすみません、iPhone 3GSの限界)
相変わらず面白いなぁ。しかし本人曰く「納得いかない、やり直したい」とのこと。凄いw


■懇親会
普段は懇親会お断りしているのですが、今回は禁酒の上で懇親会に参加してみました。
http://www.yamachan.co.jp/index.html
場所は大久保のこの店。この手羽がまた美味しい!普段は飲み会など参加しても3分の1人前も食べない私ですが、今回は思わず一人前完食。話も盛り上がってなかなか充実したひとときでした。


■はんせい
  • 前日はちゃんと寝ておこう
  • ソースコード書いてばっかりないでもっと話そう
逆に良かった点としては、ちゃんと必要なライブラリとか実行環境とかを用意してきたためスムーズに作業に入れたところと、懇親会に参加したところかな。
当日のTwitterで見られたつぶやきのうちに、「話しかけるきっかけがないまま終わってしまった」というものがありましたが、納得。この手の勉強会は勉強会の最中よりも懇親会の方が話が弾んで名刺の交換もはかどるので、懇親会には出た方がお得ですね。勉強会の最中は相手もコード書いてたりでなかなか話しかけづらい雰囲気なんですよねー。その点、id:mopemopeさんとかは気さくに参加者に話しかけてくださってて凄いと思います。一見しゃべってるばかりで何もしてなさそうなのですが、話しかけてこの勉強会の緩い雰囲気を保ってくださっているんだなぁと感心。自分ももっともっと話していきたいです><