2009年3月1日日曜日

moo.comで最高にカッコイイ名刺を作ってもらいました!

自分の名前を売るならどうするのがいちばんいいだろう?
→それなら名刺を作るのがいい!


ということで、このたびパーソナル用の名刺を作ってみました。
私の勤めている会社からも自分用の名刺を作っていただいているのですが、
自分のウェブサイトが載せられなかったり、Twitter IDが記載できなかったり、住所が会社だから郵便物が会社に届いたりでいかにも不便。
とうとう、自分で名刺を作ることを決意いたしました。


名刺を作ってもらうのなんて初めてですから、まずはGoogle先生にお尋ねしてみることに。
http://www.google.co.jp/search?q=%E5%90%8D%E5%88%BA+%E4%BD%9C%E6%88%90&ie=UTF-8

うわー出るわ出るわ!こんなにたくさん!
一つ一つ見ていきましたが、どこのサービスもほとんど同じような内容で困ります。
まずほとんどが「既存のデザインを選ぶタイプ」です。「自分の好きなデザイン」で名刺を作ろうと思ったら、Illustratorを使ってデザインしたファイルを送るしかありません。
私はデザイナーさんではないですから、当然そんな高価なソフトは持っていませんし・・・
しかもせっかくのネット注文なのに、システムを使ってその場で完成品を見ることも出来ません。注文時にお願いしたらまず最初に見本品を印刷してお送りしてくれるサービスもありましたが、これも結局何日かは待つことになります。気に入らなければまたオンラインから注文して・・・ってこれじゃ何のためのネット注文なんでしょう。

自分の好きなように名前・住所・URLなどなどを配置したいのですが、それすらかなわず。

困り果てていたところに@technohippyさんが面白いサービスを紹介してくださいました。
それがこちら。moo.comです。
http://www.moo.com/products/

イギリスの会社さんらしいのですが、大丈夫でしょうか?
早速Business Cardを注文してみました。

注文できる名刺の種類は以下の通り。
  • Flickerから画像ファイルを持ってきて、それを元に名刺を作成
  • 画像ファイルをアップロードして、それを元に名刺を作成
  • テキストメッセージを自由に入力して、それを元に名刺を作成
  • できあいのデザインから名刺を作成
自由に画像ファイルを選択できる!というのがものすごく面白そうだったのですが、
残念ながら名刺に適した画像など手持ちになかったため、今回はテキストメッセージを元に名刺を作ってみました。


文字を入力すると、こんな具合に「完成予想図」をその場で見せてくれます!
その場で確認が出来て、その場で修正が出来るってすごいですよね!?


海外のサービスですが、きちんと日本語も使えます!
(ただし、modern以外のフォントは選択できません)


入力した文字の回転や移動もできます!!すごい!
どうやらFlashを使って自由な回転・移動をサポートしているみたいです。すごい。


続けて裏面の設計も出来ます。
こちらも自由に文字が入力でき、イメージを貼り付けることも出来ます!
入力した内容がその場で確認できるって、本当に便利です。

最後に作成した名刺の表裏プレビューを確認して、問題がなければ注文です。
決済方法はPaypalかクレジットカードを選択することが出来ます。今回はPaypalを使ってみました。
イギリスのサービスなので英語で住所を指定しないとまずいかと気をもんだのですが、
中の人曰く、Billing Addressが日本語の場合でも大丈夫らしいです。安心ですね。


気になるお値段は、50枚で$21.99。送料を含めると$27ぐらいになります。
一般的な日本の名刺作成サービスが100枚で1000円程度ですから、相当割高な感じです。
しかし私はあまり名刺を渡す機会がありませんから100枚も作る必要はないですし、
どうせ作るなら自分が本当に納得できる物がいいだろうと思い、注文!


以下、注文後の経過です。
日本時間2月6日(金):注文、自動返答システムからお返事
日本時間2月7日(土):Moo.comの中の人からお返事
日本時間2月10日(火):発送しましたよメールが到着
日本時間2月19日(木):郵便ポストにエアメールが到着しましたよ通知が届く
日本時間2月21日(土):無事受け取り完了!

実物を手に取ってみた感想ですが、
  • まずなんといっても、手に取った瞬間にわかるほど紙が上質!きちんとラミネートされており、普通の名刺に比べてかなり厚みとコシがあります。
  • 一般的な日本の名刺と比べて、長辺の長さが 3mm程度短いです。ですがあまり気にする必要はないかと思います。
  • そして印刷がとても綺麗!日本語の文字にもかかわらず、とても綺麗にアンチエイリアスされています。色のにじみもほとんどありません。
  • 添付した写真も思った以上に綺麗に表示できていました。
  • 何より、テキストや写真の配置がプレビューを正確に再現してくれていました!


本日皆さんに届いたばかりの名刺をお配りしてきましたが、
何人もの方から「面白い名刺だね」とか「インパクトがあるね」とお褒めいただいてちょっと有頂天です。
値段は張りましたが、その分素晴らしい名刺が出来て大満足です!
普通の名刺には飽きた、みんなとは違う名刺が作りたい!という方にはmoo.comは本当にお勧めです!


ただ、名刺ばっかり褒められて肝心要の私自身が中身のないスッカラカンな奴では何の意味もありません。
もっともっと中身を磨いてモノを作れる男にならねば・・・

2009年2月26日木曜日

input type="radio"でchecked指定しているにもかかわらずデフォルトでチェックが入らない?と思ったときは・・・

原因を調べるのにずいぶんと苦戦したので備忘録を作ります。
input name="calendar_1" value="1" type="radio" checked

こんな感じのチェックボックスが画面にあるのですが、何度試してもデフォルトcheckedにならないのです。
IEでもFFでも再現しました。

Firebugからcheckedを再度指定し直したり、きちんとchecked="checked"に書き方を変えてみてもダメ。HTMLのバグかと思いましたよ。

原因は・・・そう、ラジオボタン、カレンダーで使ってたんですよ。
3月の1日と4月の1日が同じカレンダーの上に乗っかることもありますよね。

input name="calendar_1" value="1" type="radio" checked
input name="calendar_2" value="2" type="radio" checked
input name="calendar_3" value="3" type="radio" checked
・・・中略・・・
input name="calendar_31" value="31" type="radio" checked
input name="calendar_1" value="1" type="radio" disabled checked
あ、同じ名前のラジオボタンがあるじゃーん。しかもcheckedだー。
そりゃだめだわーアハハハハというお話でした。
checkedが機能しないときはまず真っ先に同じ名前のラジオボタンがないか疑え、ということで。

2009年2月22日日曜日

Mac OS X LeopardでPYTHONPATHとPYTHONSTARTUPを設定してみました

  • 環境変数PYTHONPATHとは、Pythonがimportするときにモジュールを探しに行くパスのこと。JavaでいうところのCLASSPATHにあたる
  • 環境変数PYTHONSTARTUPとは、Pythonを対話モード(プロンプトモード)で実行した時に自動的に実行されるPythonスクリプトのこと。起動時に毎回読み込みたい設定とかを書いておくことができる
  • autoimpとPYTHONSTARTUPを組み合わせるとimportの手間から解放されて非常に便利

Pythonのモジュール名・関数名がわからないときや、ちょっとだけスクリプトを実験してみたいときなどPythonをコマンドラインから呼び出すことがよくあると思います。
ところが未設定のままのPython対話モードだと以下のような問題が生じます。
  • 毎回毎回使うimport osとかimport sysとかをいちいち手で実行するのが面倒くさい。自動でやりたい
  • 後からインストールしたライブラリ、特にGoogle App Engineのモジュールが利用できない
そこでこれらの問題を解決するべくPythonの環境設定を行ってみることにしました。
以下、すべてMac OS X 10.5.6と付属のPython 2.5.1 (Apple Build)で設定を行っています。python.orgからダウンロードしてきたPython 2.6や3.0の場合はファイルのあるパスが違ったりなどするかもしれません。


■PythonPathを通そう
PythonPathとは要するにJavaのクラスパスです。このパスが通っているところからPythonはモジュールをインポートしようとします。
現在のPythonPathを確認するためには、以下のPythonスクリプトを実行します。
>>> import sys
>>> sys.path

似たようなのにos.pathがありますが、アレは全く別物みたいです。まどろっこしいです。

さて、PythonPathを上手に利用するためには2通りの方法があります。
一つは自分で環境変数PYTHONPATHを設定してPythonPathに好きなパスを追加する方法です。
export PYTHONPATH=${PYTHONPATH}:/usr/local/google_appengine:/usr/local/google_appengine/lib/antlr3:/usr/local/google_appengine/lib/django:/usr/local/google_appengine/lib/webob:/usr/local/google_appengine/lib/yaml/lib

もう一つは最初からPythonPathが通っていて、かつユーザーが自由に使ってもいい領域「site-package」を利用する方法です。
詳しい理屈はよくわかりませんが、Pythonには最初からsite-packageとかいう自由にライブラリを追加するための領域があるみたいです。
現在のsite-packageを調べるためには、id:a2cさん曰く
python -c "from distutils.sysconfig import get_python_lib; print get_python_lib()"

これだけでいいそうです。試しにPython 2.5.1 Apple Buildで実行してみたところ、
$ python -c "from distutils.sysconfig import get_python_lib; print get_python_lib()"
/Library/Python/2.5/site-packages

こうなりました。たぶんpython.orgのPythonや、macportでインストールしたPythonだとまた全然違った値になるのではないかと。
ということでこの/Library/Python/2.5/site-packages以下に、ダウンロードしてきた外部のライブラリなどを配置していけば自動的にパスが通っていい感じになりそうです。


■autoimpを使ってみよう
autoimpというライブラリを利用すると、いちいち最初にimport osとかimport mathとかしなくても直接os.path.join()とかmath.piとかが呼び出せるみたいです。
http://www.connellybarnes.com/code/autoimp/
使い方は簡単、まずはライブラリのソースを↑のページからダウンロードしてきて、
先ほどご説明したsite-packages以下に置くだけ。

あとは、
>>> from autoimp import *
>>> os.stat('.')
>>> sys.path
>>> math.pi
>>> google.appengine.ext.db.Model

一度from autoimp import *してしまえばimportなしで何でも自由に使えるという寸法らしいです。すごい。
でもこれでは結局最初にfrom autoimp import *と書く手間がかかってしまいますので、
Python起動時に自動的にfrom autoimp import *してくれるように設定してみましょう。


■PYTHONSTARTUPを設定しよう
環境変数PYTHONSTARTUPを利用すると、Pythonの起動時に毎回決められたスクリプトを実行することが出来るらしいです。
たとえば自分のホームディレクトリに、以下の.pythonstartup.pyというファイルを作ってみます。
#!/usr/bin/env python
#coding: utf-8
print 'hogehoge'

そして環境変数PYTHONSTARTUPを以下のように設定します。
export PYTHONSTARTUP=~/.pythonstartup.py

一端ターミナルを再起動してからpythonを実行してみると・・・
akisute ~$ python
Python 2.5.1 (r251:54863, Jan 13 2009, 10:26:13)
[GCC 4.0.1 (Apple Inc. build 5465)] on darwin
Type "help", "copyright", "credits" or "license" for more information.
hogehoge
>>>

ほら、print 'hogehoge'が実行されてますよね。
同様にして、以下のように.pythonstartup.pyを設定すれば・・・
from autoimp import *

Pythonを実行すると・・・
akisute ~$ python
Python 2.5.1 (r251:54863, Jan 13 2009, 10:26:13) 
[GCC 4.0.1 (Apple Inc. build 5465)] on darwin
Type "help", "copyright", "credits" or "license" for more information.
>>> os.path
<module 'posixpath' from '/System/Library/Frameworks/Python.framework/Versions/2.5/lib/python2.5/posixpath.py'>
>>> math.pi
3.1415926535897931
>>> google.appengine.ext.db.Model
<class 'google.appengine.ext.db.Model'>

ごらんの通り!importなしに自由にモジュールが利用できています!

2009年2月15日日曜日

14 Essential Xcode Tips, Tricks and Resources for iPhone Devsを試してみた


Mobile Orchidで紹介されていた14 Essential Xcode Tips, Tricks and Resources for iPhone DevsというTipsを試してみました。
本当は全部試してみたかったのですが、そこまでXcodeを使い込んでいるわけでもないのでまずは手軽なところだけを試しました。


■プロジェクトビューのスタイルを変更してみる
現在開いているプロジェクトを全部閉じてから環境設定>全般>レイアウト。

閉じないとこんな風になっていて変更できません。

オールインワンビューがお勧めです。ウィンドウがたくさん開いてうざったらしかったのが、タブにまとめられてすっきりします。

すっきり!


■ショートカットいろいろ
  • Command+Shift+Dで「すばやく開く」。EclipseでいうCtrl+Shift+T、TextMateでいうCommand+T
  • Command+Shift+Eで「ソースコード以外を隠す」。Eclipseで言うソースコードビューの最大化
  • Control+1で「最近開いたファイルのポップアップ」。ポップアップの中でさらにタイピングしてメニューを選択できる。
Control+1がおすすめです。


こんな感じのポップアップが開きます。この状況でjweekly...とタイプしていくと、
マッチする選択肢を選択してくれますので、SpaceキーやEnterキーを押して確定。
確定したファイルが開きます。
キーボードだけで次々とファイルが切り替えていけるのが便利です。


■テンプレートを作る
Xcodeのプロジェクトテンプレートを自分で作ることが出来るらしいです。
試してみたいのですが断念。喫緊の必要が迫ったときにまたやってみます。
http://www.turkeysheartrhinos.com/?p=8#custom_project_templates


■gitと連携する
特にgitを使ってファイル管理をされている方に便利かと思います。
Xcode Project用の.gitignoreを作る:http://shanesbrain.net/2008/7/9/using-xcode-with-git
gitにコミットしたときの番号をXcodeプロジェクトののCFBundleVersionに自動的に登録してくれるスクリプト:http://www.cimgf.com/2008/04/13/git-and-xcode-a-git-build-number-script/
どちらも非常に便利そうですが、そもそもほとんどプログラムを書いていない自分には今のところ必要が無く・・・
こちらもまた喫緊のニーズが発生したときのお楽しみに取っておきます。

jweekyforecast近況報告(2009/02/15)


ようやく予報区のマスターメンテができるようになりました。
天気予報区のデータをアプリケーションに登録して、それをAPIを通じてiPhoneに引き渡すというような処理を行おうと思っています。


天気予報区には大きく分けて一次細分区域と二次細分区域がありますが、今のところ一次細分区域しか対応していません。二次細分区域を対応させようと思ったら親子関係を持たせないとなぁ。

何より問題はこのマスターメンテが死ぬほど面倒くさいことかなぁ・・・と思います ;(

さてさて、次はAPIを作らないとシステムとして成り立たないですね。

2009年2月12日木曜日

jweeklyforecast (server) のリポジトリを公開しました

http://github.com/akisute/jweeklyforecast/tree/master

先日話題にいたしました、天気予報用API提供用サーバーjWeeklyForecastのリポジトリを作成いたしましたので、取り急ぎご報告だけさせていただきます。


ちなみに中身はスッカスカです。まだGoogle App Engineの本番サーバーにもアップできていない状況なので、何とか今週末までにはアップしたいです!

2009年2月8日日曜日

生粋のWindowsユーザー向け、初めてのVim設定 on Mac OS X 10.5

  • vimはきちんと設定しないとただのメモ帳
  • きちんと設定すると地上最強クラスのエディタになる
  • でもvimの設定って意味がわからない、難しすぎる。ということで適当に調べて適当にやってみました
  • 設定は.vimrcファイルと、.vimディレクトリで行う
  • .vimrcは全体設定、.vimディレクトリは主にファイルタイプごとの設定
  • :help runtimepathとか:help ftpluginするといろいろ教えてくれる

「Windowsには秀丸があるけど、Linuxには秀丸がないし、Linuxにはろくなテキストエディタがないよね」
・・・あるWindowsユーザのぼやき


「Linuxにはvimがあるけど、WindowsだとCygwin入れないといけないから面倒だよね。GUI付きのエディタなんてろくなのがないし」
・・・あるLinuxユーザのぼやき


「TextMate + vim + emacs = pWnAgE!!」
・・・あるアメリカ人Mac OS Xギークのぼやき


「Mac OS Xで日本語の使えるテキストエディタを探しています。TextMateやvimというソフトをお勧めされたのですが、どちらも日本語が使えなくて困っています」
・・・ある日本人Mac OS X初心者のぼやき


会社で必要に迫られ、つい最近Linux環境でvimを使い始めました。
同じLinux環境のエディタ、emacsとどちらにしようか非常に悩んだのですが、なんと私が作業するRHESのサーバにはemacsがインストールされていないという驚愕の事実が明らかになり、やむなくvimに流れることになりました。
(噂には聞いていましたが、本当にvimしかないシステムってあるんですね・・・)

しかしながら、vimはWindowsのGUI付きエディタで慣れ親しんだ操作方法と全く異なる非常に独特な操作感を持ち、操作するだけでもなかなか苦労します。そして何より、適切に設定していないvimはWindows付属のメモ帳程度の機能しか持ち合わせていません。設定しなくてはならないのですが、その設定の仕方すらわからない。「設定ファイルはどこ?設定をするための画面はどうやって出すの?」という具合です。

自分も最初はquitの仕方すらわからずターミナルごとたたき落とすしかなかったのですが、使い込んでいくうちにコマンドに慣れ親しんできて、むしろ秀丸やSakuraよりも優れていると思えるほどになってきました。
ですが、設定方法だけが未だにいまいちよくわかっていません。ということでちょっと時間を取ってまとめてみることにしました。

○設定ファイル一覧
主な設定ファイルは2つ。~/.vimrcファイルと~/.vimディレクトリです。
.vimrcはvim全体の設定を行うためのファイルです。
対する.vimディレクトリは、ファイルタイプごとに異なった設定を行うための設定ファイルを配置するディレクトリになります。

○.vimrc
まずは.vimrcファイルから書いていきます。
検索時の挙動、画面の色やシンタックスハイライトの設定、ステータスバーの設定、それからもっとも大事なファイルタイププラグインの設定などを行います。
実際のファイルは以下のような感じになりました。
" .vimrc

" General
set nocompatible
set history=50

" Search
set ignorecase
set smartcase
set wrapscan
set hlsearch

" View
colorscheme desert
syntax on
set number
set title
set ruler
set list

" File system
set nobackup

" Filetype specific settings
" Set any other file type specific settings
" in ~/.vim and ~/.vim/after
" Type :set runtimepath to see you runtime path.
filetype plugin indent on

" Other programming staffs
set showmatch

個々の命令の詳しい解説は探せばたくさんありますのでそちらにお譲りしますが、
とりあえずWindowsユーザーだった人に覚えて欲しいのは、syntax onを書くこと、filetype plugin indent onを書くこと、
そしてこのファイルに書いてある内容をvim上で:(コロン)に続けて書くとこのファイルに書いたのと全く同じ効果が得られるということです。
たとえばvim上で:filetypeとタイプするとファイルタイプの設定が表示されますし、:syntax onや:syntax offとvimからタイプすると、シンタックスハイライトの設定がon off切り替わると思います。:colorscheme とタイプしてTabキーを押すと次々に利用可能なcolorschemeを表示してくれます。

この「.vimrcの内容=コロンに続けて書くことが出来る」というルールを覚えてしまうと、vimの設定がずいぶんと楽になると思います。

で、上記の.vimrcを書くことでファイルタイプごとのデフォルト設定とデフォルトインデントが有効になります。
これだけですばらしく強力なエディタになるのですが、デフォルト設定のままではいくつか気になる箇所があったり、不満が出てくる場合があります。
たとえばPython。Pythonのファイルを開いて編集してみればわかるのですが、
ごらんの通り、インデントがタブになってしまいます。PythonはPEP8でインデントを半角スペース4個でやれと規定されているので、それにあわせたいですね。


○.vimディレクトリ
そんなときこそ.vimディレクトリの出番です。
~/.vim/after/というディレクトリを作成し、その中にファイルタイプごとの設定ファイルを作成して配置することで、自由自在にファイルタイプごとの設定を行うことが出来るようになります。

ここでは自分の行った設定だけをさらしますので、
より深く知りたい方は、「runtimepath」とか、「ftplugin」とかでvimのhelpを検索してみたりググったりしてみるとよろしいかと思います。

じゃ早速やってみます。
$ mkdir -p ~/.vim/after/indent
$ cd ~/.vim/after/indent
$ vim python.vim

何やってるかよくわからんという方は、とりあえず「インデントの設定したいときは~/.vim/after/indentってディレクトリの中にファイルタイプ.vimって名前のファイル作ればよい」と覚えておけばよいかと思います。
(もちろん詳細は全然違うのできちんと調べられることを推奨いたします)

で、python.vimを書きます。
setlocal shiftwidth=4
setlocal expandtab

これだけです。

じゃ、もう一回Pythonのファイルを開いてみましょう。

ばっちりですね!!これでPythonのファイルをvimでストレス無く編集できるかと思います。

最大の問題は、vimで日本語を使うためにはさらに設定が必要だというところでしょうか。
その上vimは日本語入力が非常に大変です。
モード切替→日本語入力に切り替え→タイプ→英字に切り替え→モードを元に戻す
という非常にかったるい操作が必要になります。
(私の場合、vimで書くソースはコメント含めてすべて英語で記述するようにしています)

ほんと、コンピューターは英語以外の言語に優しくありません。


○おまけ、LeopardのTerminal.appでANSIカラーを変更するツール
vimのcolorschemeとかTerminal.appの色設定を触っているときに偶然発見したツールです。
端末のANSIカラー設定を変更することが出来ます。
http://niw.at/articles/2007/11/02/TerminalColoreopard/ja
ANSIカラーというのは、UNIX系のOSでは端末で使える色がANSIカラーとして8色決められていて、
その色を指定して自由にカラーを出力することが出来るという仕様です。

UNIX系のOSで色指定をしたいときはこのカラーコードを設定ファイルに指定してやればよいらしいのですが、この作業はとても大変です。
ということで、出来る限り端末自体の色設定を変えてやって対応するようにしたいですよね。そんな願いを叶えてくれるのがこのTerminalColorLeopardというわけです。
TerminalColorLeopardを使えばll黒背景のときと白背景の時でいちいちシェルの設定ファイルの色設定を書き換えたりしなくてすみそうです。おすすめです。
まぁ、これぐらいの機能は標準で搭載して欲しいものですが・・・

2009年1月31日土曜日

天気予報アプリが作りたい、その名はjWeeklyForecast(仮)

  • マップをタップしたら、タップしたあたりの天気予報がぱぱっと出る。ただそれだけのアプリ
  • 出来れば一週間先まで見たい。
  • 天気情報はYahoo.co.jpからスクレイピングする(Yahooさんごめんなさい)
  • そのためにバックグラウンドサーバーが欲しいのでGoogle App Engineで作っちゃう

最近、fladdictさんが日本のiPhone開発コミュニティ全体に「情報をもっとオープンにしていこう」と働きかけています。
その結果が少しずつ実をつけてきたのを肌で感じています。
たった一人の働きかけでここまでコミュニティ全体の流れを変えることができるものなのか、と感動することしきりです。

ということで私もこの流れに乗っかり、現在作成中のアプリを洗いざらい公開することにしました。

現在、jWeeklyForecastという天気予報アプリを作成しています。
  • 地図から予報を見る場所を選択したい
  • 一週間先の予報が見たい
  • 日本の天気だけ見られればよい
というニーズを満たすために開発を始めたのですが、私がトロトロしているうちにウェザーニュースさんがもうこれ以上完璧な天気予報アプリは無いだろうというぐらい完璧なアプリをリリースされてしまいましたので、すでに私のニーズは満たされてしまいました。
ここから先は自分の勉強と日本iPhone開発コミュニティへのネタ還元のためにアプリの作成を続けていこうと思います。

「日本iPhone開発コミュニティに対するネタ還元」という観点から見たjWeeklyForecastの価値ですが、
  • 地図(route-me)を使っている
  • バックエンドサーバーを自作している(Google App Engine)
この2点が大きくアピールできるのではないかと思います。
特に最近fladdictさんをはじめとして台頭しているFlasherさんたちは、バックグラウンドサーバーを自分で作った経験がほとんど無いはずです。ですので、無料で簡単に、自分の(ひいては他の開発者の皆さんのための)iPhoneアプリ用APIサーバーなどを作る方法のノウハウなどが提供できれば少しでも価値になるのではないかなーなどと考えてます。

問題は、私が大変飽きっぽい上にすぐ挫折するので、最後までやり遂げられるかとっても不安ですが・・・
まぁ若輩者の戯れ言と思っておつきあいいただければ幸いです。

ドメインakisute.comを取得いたしました

本日akisute.comドメインを取得いたしましたので、
http://akisute.com/
こちらのアドレスでも本Blogにアクセスできるようになりました!
どうぞよろしくお願いします。


余談ですが、
http://www.akisute.net/
こちらの方と私は別人ですので、あしからずご了承ください。

さらに余談ですが、
http://aniki.kululu.net/sc/talk/t_index.htm
こちらの方とも私は別人ですので、あしからずご了承ください。

2009年1月26日月曜日

ThinkingRockを使ってGTDを初めてみました


  • 最近はタスクが多すぎる!!
  • Remember The Milkだけではもう限界!サブプロジェクトすら作れないし・・・リストにはいつもタスクがあふれている!
  • そこでGTDを本格的にやってみる
  • でもOmniFocusは高くて躊躇
  • と思ってたら救世主登場、その名はThinkingRock
  • Javaなのでマルチプラットフォームなのもいい感じ
ThinkingRockというJava製のGTDアプリケーションを最近使い始めました。
同時並行で5つぐらいのプロジェクトを抱えており、さすがにRemember The Milkだけでは仕事を背負いきれなくなってきたのが始めたきっかけです。

このアプリの特徴を一言で表現するなら、

超本格的、でも簡単

これです。

実は私、GTDについてはウェブで聞きかじった程度の知識しかありません。
しかしこのThinkingRock、
「思考を集めるための画面」
「集めた思考を仕分けするための画面」
「仕分けした思考をプロジェクトやアクションとして管理するための画面」
が明示的に分離されており、
何を入力すればよいかもはっきりと決まっているので、後はヘルプを見ながらそれに従って項目を入力したりタスクを仕分けしていけば厳格にGTDに乗っ取ったタスク管理が自動的にできてしまうといった作りになっています。


このように、GTD全体の構成を表したOverviewが用意されております。

ヘルプにもGTD関連の情報が満載で、
わからないことがあれば頼りになります。
(たいていこういうツールのヘルプって頼りにならないので、驚きでした)

ヘルプ画面はこんな感じです。英語ばっかりで難しいですが・・・読めないことはないです!

サブプロジェクトとかも作成でき、コンテキストも作れて高性能でいい感じです。
気に入ったので職場のWindowsマシンにも導入しました。

2009年1月24日土曜日

route-meでタッチイベントを扱いたい

  • タッチイベントを扱うときはRMMapViewDelegateプロトコルを採用する
  • シングルタッチ、ダブルタッチを感知したり、マーカー上のタッチやドラッグを感知したり、地図の移動およびズームを感知したりできる
  • 現状、マップのドラッグやズームを使用不可能にするための手段は用意されていない。Delegateの返り値による操作もできない。
  • UIMapViewにenableDraggingおよびenableZoomというインスタンス変数が用意されているが、mapView->enableDraggingのようにしてアクセスしようとするとコンパイルエラーになってしまう。

route-me上でタッチイベントを取得してみました。

こんな感じで、画面上のタップした点を取得することができます。

タッチイベントの取得方法は、
まずRMMapViewDelegateプロトコルを任意のクラスに適合させて、
@interface MapViewController : UIViewController  {
/* 中略 */
- (void) singleTapOnMap: (RMMapView*) map At: (CGPoint) point
{
NSString *message = [NSString stringWithFormat:@"(%f, %f)", point.x, point.y];
UIAlertView *alertView = [[UIAlertView alloc] initWithTitle:@"singleTapOnMap"
message:message
delegate:nil
cancelButtonTitle:@"OK"
otherButtonTitles:nil];
[alertView show];
}
/* 後略 */

適合させたクラスのオブジェクトをRMMapViewのdelegateプロパティにセットします。
RMMapView *mapView = [[[RMMapView alloc]
initWithFrame:[UIScreen mainScreen].applicationFrame WithLocation:initialLocation.coordinate]
autorelease];
mapView.delegate = self;

普通のUIViewとほとんど同じですね。

しかしこの方法では画面上の座標がとれるだけで、緯度経度を取ることができませんので、
RMMapViewのメソッドを用いて、緯度経度に変換します。
@interface MapViewController : UIViewController  {
/* 中略 */
- (void) singleTapOnMap: (RMMapView*) map At: (CGPoint) point
{
//ポイントをLatLongに変換して表示する
CLLocationCoordinate2D coordinate = [map pixelToLatLong:point];
NSString *message = [NSString stringWithFormat:@"(%f, %f)", coordinate.latitude, coordinate.longitude];
UIAlertView *alertView = [[UIAlertView alloc] initWithTitle:@"singleTapOnMap"
message:message
delegate:nil
cancelButtonTitle:@"OK"
otherButtonTitles:nil];
[alertView show];
}
/* 後略 */

これで緯度経度になりました。

ところで、地図のスクロールやズームを制限して利用したいというときがあると思います。
たとえば日本向けのアプリなのにアルゼンチンの地図をスクロールして表示されたら困るという場合です。

早速地図のスクロールを制限する方法を調べてみたところ、
RMMapViewにいかにもそれらしいメンバー変数を発見。
@interface RMMapView : UIView
{
RMMapContents *contents;
id delegate;
BOOL enableDragging;
BOOL enableZoom;
RMGestureDetails lastGesture;
float decelerationFactor;
}

しかしながらこのメンバー変数、プロパティも操作するためのメソッドもなく、外部から操作することができません。
ためしに無理矢理以下のようなコードを書いてアクセスしてみたところ、コンパイルではねられました。
RMMapView *mapView = [[[RMMapView alloc]
initWithFrame:[UIScreen mainScreen].applicationFrame WithLocation:initialLocation.coordinate]
autorelease];
//以下の行でエラー。アクセスできません
mapView->enableDragging = NO;

残念ながらまだこの機能は現在のバージョンのroute-meでは利用できないみたいです。

その他、delegateメソッドの返り値をNOにしたらスクロールしなくなるとかそういう機能がないか調べてみましたがやはりなさそうで、今のところ地図のスクロールおよびズームを制限するのは難しそうです。今後のバージョンアップに期待ですね。

2009年1月19日月曜日

英語の発音を練習するアプリ「iはつおん」をAppBank様から頂戴いたしました

  • こちらのキャンペーンに応募→http://www.appbank.net/2009/01/13/iphone-application/6376.php
  • 見事当選!(AppBank様ありがとうございます)
  • 数ある英語の発音23種類を、お手本を聞きながら実際に自分で発音して練習できるアプリ
  • 「録音」機能がついていて、自分の発音を録音し、お手本と聞き比べられるのがすごくよい
  • 一音単位だけではなくて、単語単位での発音練習も可能
  • バージョン1.1現在、'U'の発音方法の説明がバグっていて、'Z'のものになっている
  • 単語単位だけではなくて、実際の文章単位での発音練習もできるようにして欲しい
毎日欠かさずチェックしている、iPhoneアプリレビューサイトのAppBank様。そのAppBank様の「英語発音練習iPhoneアプリ「iはつおん」無料プレゼントキャンペーンのお知らせ。」を見て、まさにこれぞチャンス!と思い速攻で申し込んだところ、なんと当選してしまいました。

当選してアプリとiTunes Store (US)のアカウントという飛び切りのお年玉をいただくことになりました。本当にありがとうございます。
受かったからには気合いを入れてレビューを書かねば!

まず最初に1点だけバグが見つかったので、その報告だけ。

なるほど、Aの発音はお腹から「ズッ」っと発声すればいいのかー・・・って違うわ!


【2009/01/22】
iはつおんの機能のレビューにつきましてはこちらを参考にしていただくとして、
ここでは、私の英語学習体験とiはつおんによる英語学習を照らし合わせたレビューをしてみます。

まずは私自身の英語学習歴から簡単にご説明。
  • 12歳で塾(公文式だったかな)に通い始めて、そこで英語を覚える。たいしたことはしていないけれども、「英語は日本語じゃないから日本語とは違うようにしゃべろう」と決心したことだけは覚えている。おかげで変な日本人発音だけはしないようになりました。
  • 13歳で中学に入る。中1の英語のセンセイがとてもよい女性の先生だったためめきめき覚える。ちなみに2年3年のころのセンセイは大変生徒から不評であった。
  • 14歳でウルティマオンラインを始める。当時のUOはAsukaとかYamatoとか日本人向けサーバーができはじめてはいたが、まだNPCは平気で英語をしゃべったりしていた。そのため必然的に英語を取得。"vender buy bank guards i ban thee"などといった日常ではあまり使わないであろう単語を中心に読み書きできるようになりました。
  • 15歳ぐらいでInfantryという神ゲーに出会う。こちら英語版しかなく、音声も画面メッセージもすべて英語。味方も敵も外人。必然的に英語で"n00b lamers you can't even stop my single assault =P"などとののしりあうことができるようになりました。
  • 16歳ぐらいでDiablo2という宇宙最強のRPGに出会う。こちら英語版しか(ry)・・・なのですが、Diablo2はInfantryと違ってRPGであったため、キャラが英語でストーリーをしゃべってくれます。おかげである程度英語が聴けるようになりました。
  • 17歳ぐらいで世界遺産級のRTSゲームことWarcraft3に出会う。こちら今でもプレイしていますが、これまたキャラが英語でしゃべるので(ry)。またこのゲーム、キャラの台詞がいちいちカッコイイ(例:これとか)ので、ついつい口ずさんでしまう。端から見るとただのキモいオタクでしたが、この実際に声に出したところが後々の英語力として残ったのではないかと思ってます。
  • その他World of Warcraftなどプレイして今に至る。
ごらんの通り、英語は完全にPCゲームから覚えています。
まともに発音記号の読み方がわかるようになったのは大学に入ってからだったり、英単語帳とか大学受験の年になって慌てて買ったというような具合ですので、
いわゆる「英語学習」というような型にはめる勉強法をほとんどしていないのです。

そんな私がiはつおん、早速試してみました。



私が見つけたiはつおんの最大のメリットは、「正しい発声方法」の「イラスト」と「解説」と「お手本発声」と「自分へのフィードバック(録音)」の4点セットが1画面で提供されていることでした。
普通の英語教材って、
  • CDだったら音はありますが発声方法がない
  • 本だと発声方法はあるけど音がない
  • そもそも自分の発音が正しいのか聴くことができない、テープレコーダーとか大げさで面倒すぎる
などなど、この4点を同時にまとめてカバーしてくれる教材なんて皆無だったのです。
ところがiはつおんなら、発声方法を見ながら、正しい音を同時に聞きつつ、さらに自分で同時に発声して練習もでき、再生ボタンを押せばすぐにフィードバックが返ってきます。
この4つの機能が1画面にまとまっている!というのは他にないアドバンテージですね。



逆に、問題点として以下の2点が浮かびました。
  • 文章単位での練習ができない。せいぜい単語単位までの音の流れしかつかめず、単語同士の接続の流れ(極端に言えばan appleがあんあっぷるじゃなくてあなぽーになる)が身につかないのではないか
  • やればやるほど目に見えて増える項目がないので達成感がない、楽しくない、したがって続かないのではないか
私の経験と照らし合わせると、
  • 聴く内容は文章、またはストーリー
  • 楽しいので毎日毎日朝から晩までやっていた
という要素があり、これが学習効果としてすごくよかったのではないのかと今になって思うからです。

また、例となる単語の数がそれほど多くない(1発音記号につき12個しかない)ので、やはり継続性に欠けると思います。
現在の私は、もっぱらiはつおんを発音方法のリファレンスにしながら、YouTubeの英語の動画の台詞をまねして発音してみたりという勉強方法にシフトしており、iはつおん単品での学習は行っていません。

現在のままでも発音方法のリファレンスとして使う分には100点満点クラスのアプリだと思いますが、せっかくならやはりよい学習コンテンツと組み合わせていただきたい!と感じてます。

そこでもしiはつおん2を出す予定がおありなら、是非ストーリー形式で文章を読み上げていくような形にして欲しいです。
英単語帳にDUOというシリーズがありますが、まさにこのシリーズをiはつおんのシステムでやれば、これまでの英語学習教材にはない学習体験が得られるかも!と考えているのですが、いかがでしょう?

RakuRaku Technologies さん、どうですか!?次はDUOでやっていただけませんか!?