2008年11月9日日曜日

CS193P Cocoa Programming - 1日目の宿題Bをやってみた

  • Objective-Cは、見た目とは裏腹に非常に簡単
  • Xcodeのリファレンスはきわめて優秀
  • Xcodeのコード補完はControl + , またはOption + Escだが使いづらいのでCommand + Spaceに変更する
  • Xcodeのコンソール表示(NSLogの内容を確認)はShift + Command + R
引き続き宿題B。こっちの宿題はiPhoneから完全に離れてObjective-Cの基礎基本について学ぶようになっています。
それにしてもこの宿題、問題の出し方がうまいです。全く調べないで解けるほど優しくないですが、何処を調べればよいかはきちんと示されています。リファレンスの引き方と自分で調べる力が養えるのがうれしいです(あたりまえなんですけど・・・自分の大学では調べてもさっぱりわからないか、調べ方がそもそもわからないか、調べる必要がまったくないか、というような宿題が多かったので)。

閑話休題。Objective-Cは何一つわかりませんが、とにかく見よう見まねでコードを書いてみます。


おおー動いた!最初このコンソールの出し方がわからず困りました。Shift + Control + Rでした。


調子に乗ってさらに数行記述。リファレンスを引いてNSString同士の結合およびフォーマットのやり方を調べてみました。+で結合できないのが少々面倒(確かC++だとできたはず)。


なれてきたらもう簡単。
それにしてもメソッド名がいい感じに長いです。私はこういうやたら説明的で長いメソッド名が大好きです。


NSArrayのループもこの通り。Javaっぽい。
あとNSDictionaryも調べてみましたけど、Javaと同レベル・・・これはいまいち・・・
JavaScriptやPythonみたいなスクリプト言語らしい使い勝手のいいDictと比べる方が悪いですけどね。


Xcodeの設定。これでコード補完をCommand + Spaceに割り振ることができます。



同じ項目がもう一カ所ありましたが、こちらは変えなくても特に問題ないらしいです。メニューから呼び出しているかそれともテキストエディタの中で直接呼び出しているかの違いのようです。

それでは引き続き残りの宿題をやってしまいますか!

CS193P Cocoa Programming - 1日目の宿題Aをやってみた

  • http://www.stanford.edu/class/cs193p/cgi-bin/index.php
  • これはわかりやすい
  • 宿題があるのが実にうれしい
  • Interface Builderで配置したクラスの属性(位置とか表示するイメージとか)を操作するときは、Command + Shift + I またはCommand + 1から4
  • Labelの文字の大きさとフォントは変えられたが色とか太字はなぜかうまくいかず
  • vertical centerな配置やholizonal centerな配置を行うには、メニューのLayout > Align
今日からスタンフォード大学の学生になった気分でさくさくっと勉強。
手始めに1日目の宿題から。・・・こんなに宿題を嬉々としながらこなす私の姿を学生時代の自分に見せてやりたいものだ。
一つ目の宿題は、コーディングはいっさいなく、interface builderからCocoa Touchが用意しているviewやclassを配置して画面をデザインしてビルドして走らせるだけというもの。


こんな感じでinterface builderにパーツを配置して・・・


できた!初日の宿題だけあって実に簡単。

こういったグラフィカルなGUI作成機能は別に目新しいものではない(Microsoft Visual Studio 2005などでもできる)が、これまで使ったことがあるツールよりは使いやすかった気がする。まぁVS2005はマイクロソフト語で書かれているので読めない=論外だし、Eclipse GEFはそもそもSwing自体があまりよいフレームワークでなかったため使いづらかった。
なによりiPhoneの場合はデバイスの画面サイズが決まっているから絶対座標指定がしやすい。

2008年11月8日土曜日

iPhone開発をこれから始めるときに参考にする資料

  • スタンフォード大学の授業が一番わかりやすい
  • iPhone Dev Centerのビデオは全体像をつかむために使える
  • 良い書籍がないか探索中
  • Core Animation, Core Audio, Quartz(Core Graphics), OpenGL ESあたりの使い方に詳しい資料が欲しい
つい最近までAndroidの開発に浮気していましたが、とあることがきっかけで、iPhoneの開発に本格的に戻ってくることにしました。
ところが私自身、Mac OS Xでの開発もやったことがないし、XCodeも使ったことがないので、そういう人向けの初めてのiPhoneアプリ開発用資料を集めてみました。


CS193P - Cocoa Programming | Announcements
スタンフォード大学のCocoa Programmingの授業。英語が読めるなら断然これがオススメですね。タダだし。本当にタダでいいんですかこれ?

iPhone Dev Center
Appleの総本山。ここのビデオをiPhoneに突っ込んで通勤中に見るのがオススメです。詳しいところは全く分かりませんが、全体像をつかむには適しています。


それから書籍。正直iPhone開発向けの本はこれ!と言うものがまだ見つかっておらず、Objective-Cの本のみを調査中。

詳解 Objective-C 2.0詳解 Objective-C 2.0
荻原 剛志

by G-Tools

4000円以上しますが、一番評価が高かったのがこれ。


あとはiPhoneのメディア系(アニメーション、画像描画、オーディオなど)の使い方の詳しい解説資料が欲しいのです。こちらは目下捜索中。使うのはHello Worldレベルから脱却してから。