- 今回で第2回目
- 主催は@tmatsuoさん
- 4チーム(内部でさらに分かれるため合計6チーム)に分かれて作業をし、最後に発表する形式
- 1回目よりも運営が格段にスムーズで素晴らしい時間を過ごせた
- GDataの認証はすさまじく難しい。またGDataアクセス用のライブラリがあるが、これまた非常に機能が多く難しい
- Google App Engine Oilは凄く良い、余計なことをしないし必要な者は全部作ってくれる
- gaeogenはバージョン0.21の地点ではバグがあるためまともに機能しない
- DropBoxを使ったグループ開発はすさまじいスピード感がある
http://groups.google.co.jp/group/google-app-engine-japan?hl=ja
ちょっと遅くなりましたが、2008年12月13日に開催されました第2回 Google App Engine Hackathonについてご報告です。
主催は前回に引き続きGoogleの認定エキスパートである
@tmatsuoさん。
前回は好き勝手にGAEで物を作るだけという感じだったのですが、今回は趣向を変えて、
- チュートリアル:RSS Reader作成
- チュートリアル:Twitterもどき作成
- GDataを用いたマッシュアップ:Bloggerなどとマッシュアップする組
- GDataを用いたマッシュアップ:Picasaなどとマッシュアップする組
- フレームワーク
- データモデル
以上の6組に分かれてそれぞれ活動し、結果を最後に発表すると言う形式で行われました。
目標がはっきりしていたおかげで、最後にはものすごいアプリが次々飛び出しました。大成功だったと思います!
運営の皆さんありがとうございました!
前回に引き続きお弁当おいしかったです =)
詳細につきましてはHiiroさんのブログをご参照ください。
Hiiro_memo: GAEハッカソン参加感想&まとめ:Google凄いが周辺人も凄い
私はマッシュアップ班に参加いたしました。
ちなみに隣の席が世界に名だたるおっぱいプログラマー
@technohippyさんでした。びっくりです。
Da変態な人かと思っていたら、意外と普通の人でした。Vistaに泣かされていましたけど。
今回のマッシュアップ班の開発の際には、
DropBoxに全員のプロジェクトファイルを配置して、いつでもみんなのファイルを参照できるようにして作業しました。
コレが凄くいいです。誰かが一人難所をクリアできれば、すぐにみんながそのソースを参照して動かせるように出来たため、作業効率が格段に良かったです。
(共有する人はコミット作業すら必要ありません。全部自動的に同期してくれるから)
さっそくDropBoxが大のお気に入りになりました。Windows機にはあまり導入したくなかったのですが、
こんなに便利なら使うしかないですね。
また、噂の
Google App Engine Oil(GAEO)も試してみました。
gaeo testproject
とすると、testprojectを作成してくれるのですが、コレが素晴らしい!
最初から絶対に必要になるjs, img, cssフォルダを作成してくれたり、faviconの設定もしてくれたり、かゆいところに手が届く感じです。
RequestHandlerの実装も非常に簡単になっていて、
class WelcomeHandler:
def index(self):
#get All models from DataStore
models = AModel.all().fetch()
#set models to self object to use it when rendering the template
self.models = models
たったのこれだけで、テンプレートのレンダリングまで全部自動でやってくれます。
本当はgaeogenというrailsのscaffoldのような機能があるのですが、こちらは0.21の段階ではバグがあるようでまともに機能しませんでした。
(ソースを参照したところ、argvに対してgetメソッドを呼び出したりしていました。
Pythonのargvはlist型だからdict型にしか使えないgetメソッドは利用できないです)
でもgaeoだけでも十分すぎるほど便利ですから導入する価値は有りだと思います。