2013年3月24日日曜日

Unity でソースコードに書いたリテラル文字列の文字コードを調べてみた

Unity3.5.6においてソースコード上にリテラル文字列として日本語を置いた時、時々ログ出力が上手くいかないことがあるということがわかり、ちょっと調べてみました。するとリテラル文字列を置いたソースコードの種類に応じて文字コードが違うということがわかりました。
  • C# (.cs) はUTF-16
  • JS (.js) はUTF-8
  • Boo (.boo) は不明
  • ネイティブのiOSはUTF-8
また出力する側、要するにDebug.Logメソッドは基本的にUTF-8のみを受け付けられるようになっているということがわかりました。まとめると以下の図のようになります。



最終的にJSファイルに全ての日本語リテラルをまとめて回避しましたが、そもそも日本語リテラルは使わず国際化文言ファイルみたいなものを別途用意しておいたほうが筋が良いと思います。iOSならLocalizable.stringsがありますしね。

2013年1月20日日曜日

SLComposeViewControllerでFacebook投稿する際に投稿が失敗してしまう問題

iOS 6.0より追加されたSocial.frameworkは大変お手軽に使用できて、ユーザーさんも毎回毎回素性の知れないアプリに対してTwitter/Facebookログインをし直すという手間と危険性から開放される便利な代物ですが、ちょっとした落とし穴を見つけたのでご紹介します。

SLComposeViewControllerを使っている時に、同じ文面でもTwitterには正常に投稿できるがFacebookには投稿に失敗してしまうというケースが発生することがあります。画面にはただ「Facebookに投稿できません」とアラートが表示されるだけですし、SLComposeViewControllerは投稿失敗時のerrorに対してコールバックblockもdelegateも存在しないので原因を調べることもできません。

実機のコンソールログを見てみると以下の様なエラーになっています。
Jan  8 11:01:25 akisute-no-iPhone sociald[6444] : 2013-01-08 11:01:25.665|sociald|0x1fd65e70: Request status was 400
Jan  8 11:01:25 akisute-no-iPhone sociald[6444] : 2013-01-08 11:01:25.668|sociald|0x1fd65e70: SLDFacebookPostUpload: The response indicates an error
 Parameters:{type = immutable dict, count = 1,
 entries =>
  2 : {contents = "error"} = {type = immutable dict, count = 3,
 entries =>
  0 : {contents = "message"} = {contents = "(#100) The parameter link is required"}
  1 : {contents = "type"} = {contents = "OAuthException"}
  2 : {contents = "code"} = {value = +100, type = kCFNumberSInt64Type}
 }
 
 }
 . 
 
 HTTP status 0
SLComposeViewControllerが裏で使用しているsocialdのSLDFacebookPostUploadクラスがエラーを吐いています。一見しただけだとOAuthExceptionとか書いてあって認証系のエラーかと勘違いしてしまいそうですが、実はこれSLComposeViewControllerのaddURL:メソッドに「空の」NSURLインスタンスを渡した時に発生するエラーです。以下のコードで簡単に実験することができます。

対策としてaddURL:しようとしているURLのschemeがnilまたは空文字列だったらaddURL:しないとすればOKです。しかしTwitterでは通るのにFacebookだけ通らないのはなんだか納得いかない・・・><

エンジニアサポートCROSS 2013で発表してきました

先日ニフティさんが主催されたエンジニアサポートCROSS 2013におじゃまさせていただきました。このエンジニアサポートCROSSは年に1回、去年から開催されているらしいのですが、なんといっても大手企業さんが主催ということで
  • 参加者がとにかく豪華
  • プレモル飲み放題ケンタッキー食べ放題という夢の様な環境
  • それでいてきちんとWeb系/Make系コミュニティのギークっぽい雰囲気のカンファレンスになっている、スーツではない
という独自の魅力があるカンファレンスになっていました。

で、このエンジニアサポートCROSSにはアンカンファレンス枠があって、参加者が自由気軽にその場でプレゼンを行う事ができる場がありましたので、せっかくだからということで私も発表させて頂きました。


内容については先日リリースしましたダンゴルのサーバサイド側の裏話です。といってもスライド見れば分かる程度のものです。

来年は正規のスピーカー枠で参加したいです><