あらかじめ注意: 下記のメモは、ruby, gem, rails, rack, redmineのいずれかのバージョンが0.0.1でも違うと動作しない可能性が高いので、当てにしないでください。
■顧客が説明した要件- 1つのサーバーに複数のプロジェクトのリポジトリとかリソースをおいているので、1プロジェクトにつき1個インスタンスが必要なtracは都合が悪い!
- っていうかtrac飽きた!!古い!
- 複数プロジェクト扱えるBTSが欲しい
- 見た目クールだといいね、カスタマイズとかできるとすごくいい!
- Wikiは絶対必須
- Google Appsと連携できると素敵だな!
- 簡単にインストールしたい、時間かけたくない
■プロジェクトリーダーの理解- https://www.gravitydev.com/ はすごくいいんだけれど許可下りなさそうだなぁ。そもそもWikiがないから却下。
- となるとやっぱりRedmineかな!あれすごくいいよね!
- Redmineに移行しようかみたいな話も社内で出てたし、先んじて導入してノウハウ作るのはありだな!
■アナリストのデザイン[11/02/10 9:24:53] akisute: redmineのインストールが超面倒くさいんだけれど
[11/02/10 9:24:54] akisute: なんとかならんのこれ
[11/02/10 9:25:02] wozozo ( ゚Д゚)y─┛~~: rails
[11/02/10 9:25:19] tokibito: rails
[11/02/10 9:25:20] 文 殊堂: まいんちゃん
[11/02/10 9:26:39] akisute: http://redmine.jp/guide/RedmineInstall/
[11/02/10 9:26:43] akisute: これ見てるとアホかと言いたくなってくる
[11/02/10 9:26:50] akisute: Ruby 1.9には対応していません。 上記の表に示したバージョンのRuby 1.8.xをインストールしてください。
RubyGems 1.3.1以上が必要です。
Rake 0.8.3以上が必要です。
Rack 1.0.1が必要です。1.0.1がインストールされていない場合、データベースマイグレーションが失敗します。
[11/02/10 9:27:25] wozozo ( ゚Д゚)y─┛~~: aptでいれたgemをupdateしようとすると、
[11/02/10 9:27:34] wozozo ( ゚Д゚)y─┛~~: おい待てって言われるし
[11/02/10 9:27:49] aodag: Redmineってライトニングなのないの?
[11/02/10 9:27:53] tokibito: rubyはaptで入れたら死亡する可能性
[11/02/10 9:28:04] aodag: rvmっしょ
[11/02/10 9:28:04] tokibito: 自分でビルドしたほうが無難とかいう
[11/02/10 9:28:11] tokibito: rvmで。
■プログラマのコード- redmine:redmine ユーザーを新規に作成する
- rvmの最新をインストールする
- rvmに必要なパッケージをインストールする
- こんなんデフォルトで用意しろよ・・・いいかげんにしろ・・・
- rvm package install readline
- rvm package install iconv
- rvm package install zlib
- rvm package install openssl
- この順番で入れないと依存関係の問題で怒られます (opensslがzlibを使うとか)
- ruby 1.8.7 をrvm経由でインストールする
- 参考は http://d.hatena.ne.jp/masasuz/20100720/1279635055
- 先に rvm package install しないとgemが使えない, zlibがないので
- ビルドオプションを付けることでopensslとzlibを有効にすること
- rvm install 1.8.7 -C --with-openssl-dir=$HOME/.rvm/usr -C --with-zlib-dir=$HOME/.rvm/usr
- rvm use 1.8.7
- ruby --version
- gem --version
- gemのバージョンを 1.3.7 に戻す
- 本当にopensslとかzlibとかインストールされているかをチェックする
- ruby -r openssl -e ""
- エラーになった場合はopensslの再ビルドを行う。opensslを使えるようにしないとのちのちrakeを実行するところでエラーが発生して先に進めなくなる
- cd ~/.rvm/src/ruby-1.8.7-p330/ext/openssl
- ruby extconf.rb --with-opt-dir=$HOME/.rvm/usr/
- make
- make install
- ruby -r openssl -e "" を再度実行してエラーにならない事を確認
- rails 2.3.5 をgem経由でインストールする
- gem install rails -v=2.3.5
- rails 2.3.5をインストールすると自動的にrack 1.0.1が入るが、先にrack 1.0.1をインストールしておいたほうが良いかも
- rack 1.0.1 をgem経由でインストールする
- gem install rack -v=1.0.1
- sqlite3-ruby 1.2.3 をgem経由でインストールする
- 参考は http://d.hatena.ne.jp/modka/20101208
- sqlite3-devel (sqlite3.h) が見つからないとインストール出来ないので注意
- 最新のsqlite3-ruby は sqlite3 3.6.3 が必要で、Debianのaptitudeでは3.5.9までしか無いので、バージョンを指定して古いsqlite3-rubyを入れる
- sudo aptitude install sqlite3
- sudo aptitude install libsqlite3-dev
- gem install sqlite3-ruby -v=1.2.3
- i18n 0.4.2 をgem経由でインストールする
- rakeの実行に必要
- rakeお前依存関係に含めろや・・・アホか・・・><
- gem install i18n -v=0.4.2
- redmine のリリース版の最新をダウンロードする
- データベースの設定を行う
- 参考は http://redmine.jp/guide/RedmineInstall/
- 今回はsqlite3
- cd ~/redmine-1.1.1/config
- cp database.yml.example database.yml
- vim database.yml
- cd ~/redmine-1.1.1
- rake generate_session_store
- rake db:migrate RAILS_ENV="production"
- rake redmine:load_default_data RAILS_ENV="production"
- メールの送信設定を行う
- 起動する
- cd ~/redmine-1.1.1/
- ruby script/server webrick -e production
- http://localhost:3000/ が立ち上がるので、 admin/admin でログインする
- 適切にadminのパスワードを変更すること
- ログの設定を行う
- やっとかないとログが溜まりまくって死ぬらしいので
- cd ~/redmine-1.1.1/config
- cp additional_environment.rb.example additional_environment.rb
- vim additional_environment.rb
- http://redmine.jp/guide/RedmineInstall/ のログの設定セクションのとおりに設定しておく
- Passengerをインストールする
- 参考は http://d.hatena.ne.jp/Umeyashiki/20100131/1264948069
- gem install passenger
- passenger-install-nginx-module
- ここまでの手順どおりに進めていると、大体以下のものが足りないはず
- Curl development headers with SSL support... not found
- OpenSSL development headers... not found
- Zlib development headers... not found
- 一旦abortしてそれぞれインストールすること
- sudo aptitude install zlib1g-dev
- sudo aptitude install libssl-dev
- sudo aptitude install libcurl4-openssl-dev
- nginxの再ビルド(ないしソースコード)が必要になるので、すでにapt-getしたnginxがある場合には使えない。その場合はpassengerをstandaloneで起動して、そこに対してnginxからproxy-passなりなんなりする。
- 以下、passengerスタンドアロンで起動し、redmineはすべてpassengerにやらせる場合を考えます。ただしpassengerのスタンドアロンは内部的にはnginxを使っているので、いずれにせよ上記のインストールは必要になります。
- cd ~/
- mkdir log run
- passenger start redmine1.1.1 -d -a 0.0.0.0 -p 3000 -e production --log-file=log/passenger.log --pid-file=run/passenger.pid
- ってやると何故か/tmp以下にlogファイルをつくろうとしていみわからないエラー吐いて死ぬので中止
- cd ~/redmine1.1.1
- passenger start -d -e production
- 最低限のオプションだけで起動すれば起動できた
■営業の表現、約束- お客様、 redmine をお求めですか?ご安心ください!
gem install redmine
で一発に決まってますよ!簡単です! - それなら
sudo apt-get install redmine
で一発です!猿でもインストールできます!! - それなら最初から redmine がインストールされている vm イメージがあります!こちらを使えば一発です!
- Trac Lightning とかゆとり。真のエンジニアは ruby の configure & build から自分でやって当然(キリッ
- そんな業務と関係ないところに何時間(何万円)使うつもり?
- アップデートどうすんの?何時間(何万円)使うつもり?
■プロジェクトの書類http://redmine.jp/guide/■実装された運用http://www.redmine.org/projects/redmine■顧客への請求金額akisute の実働5時間分 = 数万円 =
https://www.gravitydev.com/pricing のスタンダードプラン数年分
■得られたサポートhttp://redmine.jp/guide/RedmineInstall/■顧客が本当に必要だったものhttp://twitter.com/shin_no_suke/status/35632371084562433http://twitter.com/hirokinko/status/36307730025156608http://twitter.com/hirokinko/status/36310634127695872■元ネタhttp://ryonoda.wordpress.com/2008/09/26/■一応補足Redmine自体はすごく良いアプリだと思います。ええ。いま使ってますが、とっても助かってます。
bitnamiの配布しているパッケージが対話環境でもインストールできるというのは知りませんでした。っていうかbitnamiのページのどこにも書いてないんですが・・・><
wget http://bitnami.org/files/stacks/redmine/1.1.1-0/bitnami-redmine-1.1.1-0-linux-installer.bin
chmod +x bitnami-redmine-1.1.1-0-linux-installer.bin
./bitnami-redmine-1.1.1-0-linux-installer.bin --mode text
でうまくいくようです。
しかしこの方法を使うと勝手にApache, MySQL, Ruby, Subversionをインストールされてしまうみたいなので、きちんと管理したいとなるとちょっと不向きかなと。