最近 iOS 界隈を賑わせている TestFlight というWebサービスがあります。詳細についてはまぁ TechCrunch さんでも読んでいただくとしまして、この TestFlight が非常に便利そうなので私のほうでも早速試してます。登録も簡単、アプリのマネジメントも良くできていますし、チームを複数用意して管理できるというのも良いです。なんで Apple がデフォルトでこれを用意してくれないのかというぐらい便利です。
が、一つだけ気になったことがあって、まぁタイトル通りなのですが、TestFlight経由だとアプリのダウンロードが遅いのではないか?ということです。ということで実際にやってみました。
■条件
対象のアプリのサイズは17.7MB。
以下の2カ所の回線で計測しました。
- 会社の回線(確かバッファロー, IEEE 802.11g, だいたい300KB/s程度)
- 自宅の回線(AirMac Extreme, IEEE 802.11n, だいたい1MB/s程度)
■結果
会社の回線・・・ダウンロードに12分~15分程度
自宅の回線・・・ダウンロードに1分前後、インストール完了まで2分ちょっと
それぞれ別の日に計測したので何とも言えませんし、会社の回線は自分以外の人も使うので遅いときがあるのですが、およそ
遅いとき・・・20KB/s程度
早いとき・・・300KB/s程度
とまぁずいぶん幅がある結果になってしまいました。どうやら時間帯や相手のサーバー側の混雑具合によっても速度が違ってくるようです。いずれにせよそんな猛烈に速いわけではないので注意が必要そうです。たとえば100MBぐらいあるゲームアプリをテストしたいときなどは、今まで通りの地味な配布のほうがよい・・・ということもあるかも。
■余談:TestFlightってどれぐらいのファイルサイズまでアップロードできるのか?
と思って調べてみたらありました。500MBだそうです。400MBのファイルを実際にアップした人がいるみたいです。
http://support.testflightapp.com/discussions/questions/60-max-file-size-on-build-upload