ラベル iPhone OS 2.2 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル iPhone OS 2.2 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2008年11月26日水曜日

CS193P Cocoa Programming - 6日目おまけ、多角形をくるくる回せるようにしてみた

  • CS193P(http://www.stanford.edu/class/cs193p/cgi-bin/index.php)のチュートリアルで作っているHelloPolyプロジェクトを自分なりにアレンジしてみた
  • 自分なりにアレンジしてみた=ニコニコ動画だと駄作フラグ
  • UIViewはhiddenプロパティをYESにした瞬間に消えてしまうので、アニメーションでフェードアウトさせたいときは、まずアニメーションだけ実行>アニメーション終了時のデリゲータ(- (void)animationDidStop:(CAAnimation *)theAnimation finished:(BOOL)flag)で実際にUIViewをhiddenにする
  • タッチ動作を取得するには、UIView(正確にはUIResponder)のtouchBeganメソッドやtouchMovedメソッドをオーバーライドする
  • デフォルトではマルチタッチ不可能(最初の1タッチのみ感知する)、マルチタッチしたければ設定を変えること
  • UITouch.tapCountでタップした数を取得できる。これを使ってダブルタップを検出できるが、連打すると3とか4とか2より大きい数が取得されてしまうので注意
  • CGPointはクラスではなくて構造体、頭にCGがつくCore Graphics系はすべて純粋C言語であるところに注意!
  • CGPointなどを作成するときはCGPointMake()関数を使う
  • CGPointやCGRectなどをObjective-Cのクラスとして扱いたいときはNSValueクラスを使う、たとえば[NSValue valueWithCGPoint:(CGPoint)point]など
  • CGRectGetMidX()関数とか地味に超便利
  • C言語の変数の有効範囲について:http://www.cis1.c.dendai.ac.jp/c_master/C_14.htm
    CGPointMake()で作ったCGPointなどは自動変数なので、別のメソッドに渡すときはポインタ渡しではなくてそのまま値で渡す

ただ単にカリキュラムにそって進めていくだけでは面白くないので、この辺りでちょっとチャレンジングなことをしてみることにしました


まずは新しくサブビューを追加。


ON OFFスイッチでビューを出したり消したり。出したり消したりするときはアニメーションします。


UISliderを使って、線の太さを変えてみましたよ。
UISliderのvalueプロパティはdouble型なので注意です。ずっとNSString型だと思ってました。
それから、タップした向きに多角形を回転できるようにしました。赤線は中心からタップした点への線分です。
タップしてドラッグするとスムー(?)ズに回転しますよ。


破線への切り替えもできるようにしました。
UISegmentedControlを使っています。このUISegmentedControl、取得できる値が選択されているセグメントのインデックス番号(selectedSegmentIndex)だけなのでちょっと厄介です。HTMLのラジオボタンみたいに好きな値をセグメントごとに持たせられればいいのに。


今回作成したアプリのプロジェクトファイルを公開してみました。
面白いことをやっている点は何一つないのですが、まぁ一応。
http://sites.google.com/site/akisutesama/files/HelloPoly-06b.zip?attredirects=0

今後はgithubとかで公開できるようにします。

2008年11月22日土曜日

CS193P - ここまでの進捗をアップしてみた

ここまでのCS193Pの進捗をアップしてみました。

http://sites.google.com/site/akisutesama/files/HelloPoly-06.zip?attredirects=0

Xcode3.1用のプロジェクトファイルと、ソース一式が入っています。
Max OS Xで解凍してXcodeで読み込んでコンパイルできると思います。たいした内容ではありませんが一応。

CS193P Cocoa Programming - 5日目、いよいよView自作

  • Interface Builderを使ったらとにかくWrite Class Files...を押すのを忘れないように
  • 描画はJavaのSwingなどとほぼ同じ
  • drawRectメソッドをオーバーライドして描画する
ViewとかAnimationとか、いよいよ実践が近くなってきたようです。
だんだんと難易度も上がってきました。



まずは自作Viewを作成。
Interface BuilderからUIViewを引っ張ってきて画面上に配置。
クラス名を適当に(ここではPolygonView)に変更。
ControllerクラスやらModelクラスなど、必要に応じてOutletを追加します。
最後に(一番忘れやすいんだけれども)メニューからFile > Write Class Files... この書き出しを行わないとXcode上に実際のソースが出てきません。

書き出しを行ったらXcodeを開いて、以下の2つの仕事を行います。
・先ほど追加したPolygonViewのスーパークラスを定義する
・ControllerにIBOutlet PolygonView *polygonViewを追加する

新しいオブジェクトはWrite Class Filesで一発だと思うけれども、既存のクラス(例えば前回実装したController)なんかは、書き出ししちゃうと上書きしてしまいそう。怖いので今回はXcodeから書くことにしました。でもこれ非常に非効率的。hファイルだけ上書きしてほしいんですけど・・・



勇気を振り絞って上書きWrite Class Files...にチャレンジしたら、なんだかこんなFileMergeとかいうアプリが立ち上がって、きれいにマージすることができましたとさ。よかったよかった。


では早速Viewに描画処理を追加します。
描画を行うのはUIViewの-(void)drawRect:(CGRect)rectメソッドですので、こいつをオーバーライド。
あとは再描画したいタイミングでUIViewのsetNeedsDisplayをコールすれば適切なタイミングでシステムが再描画してくれるというしくみ。Swingに似てますね。



実際に描画してみました。簡単簡単!!



描画のやり方さえわかってしまえばこっちのものです。
ポリゴンの点の位置を計算するメソッドは例題の中で用意されていたので、それを丸コピーして点の位置に線を引くだけ。線の太さを調節する関数はCGContextSetLineWidthというのが見つかったのでそれを使うだけ。リファレンスが使いやすい!すてき!



カスタムビューの中にUILabelを追加して、ラベルにポリゴンの名称を表示できるようにしてみました。UILabel.textプロパティを書き換えるタイミングはカスタムビューのdrawRectの中で。ほかに良いタイミングが見当たらず。


ひとまずこんなところですかね。次は・・・
  • スライダーで線の太さを変える
  • 線の種類を何らかのスイッチで変える
  • ビューの上でフリックしたらポリゴンがくるくる回るようにする(アニメーション処理の勉強が必要)
これらを試してみたいですね。

iPhone OS 2.2にアップグレードに失敗、ずいぶんと酷い目にあいました

  • iPhone OS 2.2へのアップグレード時に途中でエラーが出て中断、そのままインストールが再開できず
  • ケーブルを接続し直したり再起動したりHomeボタン押しっぱなしでセーフモード起動してもiTunesが認識せず
  • 結局Macbook Airにつないでみたら一発でリカバリモードで認識してくれたので助かった
  • ということでiPhoneで本当に困ったときはMacにつなげ、Windowsは信用ならない
  • いつのまにやらiPhone上のi.softbank.jpメールアドレスの設定が非常に簡単になっている(メアドとパスを入れるだけですべてやってくれる)

iPhone OS 2.2が事前予想通りにリリースされたので、さっそくアップデートを試みました。
が・・・途中で原因不明のエラーが出てアップグレードに失敗してしまいました。
そのままiTunesが何度やってもiPhoneを認識しないと言う事態に陥り、あわや愛しのiPhoneが6万円の格好いい板になりはてるかと気が気ではありませんでした。
結局Macにつないでみると無事認識してくれたので、そのままiTunesから復元を試みて無事復活。やれやれです。
基本設定が全部吹っ飛んでしまいましたが、アプリのデータなどはすべてWebサービス上にあるため全く無傷でした。おかげさまでiPhoneが無事立ち上がってからは1時間もかからずにすべてのデータを復元できました。クラウドコンピューティングの強力さを改めて実感です。


メールアカウントを設定し直す際に気づいたのですが、いつのまにかi.softbank.jpメールアドレスの設定が極めて簡単になっています。
以前は設定時にSSL通信を使わないようにしたり、IMAPとSMTPサーバー名を自分で設定する必要があったのですが、今日試してみたらメールアドレスとパスワードを入れるだけで全部自動でやってくれました。

それからiPhone 2.2といえばなんと言っても顔文字。コレで日本語キーボードがQWERTY、10キー、そして顔文字と3つになってしまいました。どれだけ日本語入力に力を入れてるんだって感じです。


メールの設定が楽になったり、顔文字が使えたりワンセグを見れるようにしたりと精力的に対応してくださって本当に助かるのですが、
それでもやっぱり、アップデートを行っただけで二度と起動しなくなってMacにつながない限り復元できなくなるようでは、とてもじゃないですが普通の人にiPhoneをお勧めは出来ないですね-。
だってこんなのが100万台も日本で売れたら、きっとソフトバンクモバイルのカスタマーサポートの中の人がストレスと過労でみんな死んでしまいますよ?